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和歌山県のこと  NO 3349

 NHKテレビで高野山と弘法大師についての特集番組を放映していた。小学生時代の林間学校で宿泊した宿坊のお寺と深いご仏縁があったことを「独り言」で書いたことがあるが、高野山真言宗から講師依頼を頂戴し、別府で行われた教師研修会で僭越ながらお話しさせていただいた時のことを懐かしく思い出す。

 世界遺産に登録されたことから外国人が訪れることも多くなったそうだが、「ここは特別な世界だ」と語っていたインタビューもあり、日本人以上に我が国の宗教の世界を理解する外国人が存在することに驚きを新たにした。

 ニュースによると、山形県では大雨を原因とする断水が発生しており、余りにも水が濁り過ぎて浄水場が対応出来ないそうで、ある病院が取材され、透析などで一日に15トンの水が必要という事実にびっくりした。

 また、一方に関東の利根川水系で10%の取水制限が始まったそうで、節水を呼び掛ける事態となっていた。

 自然とはコントロールが不可能なのだろうか。冒頭の高野山でも高地にあるところから落雷を原因とする火災が多かったそうで、開山が始まった時にはそんなことを考えることはなかっただろうと想像する。

 30年以上も前のことだが、証券会社に勤務していた知人から誘われ、その会社が経営する高野山近くのゴルフ場に行ったことがある。高野山に行くの?と思うような坂が続いてクラブハウスに到着。よくこんなところにゴルフ場を開発したものだと驚いたが、前半をラウンドしている途中ではるか遠くにゴルフコースが見えたので、「あれはどこのゴルフ場?」とキャディさんに尋ねると「昼から回られるインコース」と言われたのでびっくりした思い出がある。

 高野山から龍神へ繋がるスカイライン道路を走ったこともあるが、大雨による土砂崩れが怖い道路のような気がした。

 和歌山から海岸線を通って白浜、串本、勝浦、新宮、熊野と続く紀伊半島だが、青春時代にオートバイで鈴鹿峠と超えて三重県側から一周した体験もあり、当時の42号線の大半は舗装されていなかったので大変だった。

 そんな地域が南海トラフの地震に対して心配されている。42号線という道路も、紀勢本線という鉄道のどちらも海岸線を通っているので不通区間が発生すれば陸の孤島になる恐れがある。

日本で一番長い路線バスとして知られる奈良県から山間部を走る道路もあるが、ここも大雨が降れば通行禁止になる曲がりくねった山間道路。そんなところから避難可能なように海岸から離れた道路建設が望まれているが、現実は中々厳しいと聞いた。

 海岸線で生活をしている知人も多いが、彼らと会う度に地震の怖さが話題になる。大地震が起きないように手を合わす。

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