入院前の夕食から72時間以上が経過した。それでも空腹を感じないのは点滴の影響なのだろうか。このブログや「独り言」「幸せ列車」のコラムで入院について書いたので、多くのメールを頂戴して恐縮したが、返信はしばらく出来ませんのでご海容を。
そんな中に多かったのが病名は?というものだったが、「ガン」でないことだけは書いておこう。
「本当に一杯も飲まないのか。乾杯もしないということ?」という友人からのものもあったが、退院してからの会食ではお茶だけとなると宣言しておくが、誘ってくれることが激減するだろうと想像している。
振り返れば「天ぷら」「串カツ」「鰈のから揚げ」「魚フライ」など油料理を食していたことも問題だったよう。ここに身体が許容する範囲を超えてアルコールを摂取すれば発病に至る病気は決まっている。元々飲めないタイプだったのだからすぐに兆候が出たようだ。
反省はするが後悔はしない。後悔するようではプロではないという仕事に対する哲学があったが、それはそのまま自身の人生に当て嵌める思いもあったところから、後悔しないように一滴のアルコール摂取も断つことにした訳である。
禁煙のきっかけとなった病院で奇しくも禁酒することになったのだから不思議だが、これも何かのご仏縁と考えて手を合わせている。
ニュースに宮城県で発生した大きな地震の映像があった。東日本大震災から震度4以上の余震がこれで300回だそうだが、いつになったら治まるのだろうかと東北の方々のご心情を拝察する。
入院していると退屈でテレビを観ることも多いが。BSで中国の深刻な大気汚染について特集していた。北京市内とその周辺に設置されている計測器の数値に衝撃を受けたが、ここまで汚染したら果たして回復することが可能なのだろうかと心配する。
喘息に苦しむ女性のことも紹介していたが、自宅の中で出して並べた薬を見ながら、本当に効能があるのだろうかと疑問を抱いた。
我が国にも影響を及ぼす危険性からだろうか、両国が協力して改善対策に取り組むそうだが、尖閣諸島で揉めている場合ではなく、早急に汚染数値を下げるような抜本的な対策を講じることが急務として望まれる。
今日は血糖値の検査があったが、正常な数値。明日は採血があると聞いたが、軽い食事も出されるようなので期待したいが、何と言っても偏食が問題である。
過去に入院していた際に、リハビリの先生に偏食の現実の内容を伝えたら、栄養士さんに連絡をしてくださって感謝したが。それは転院した病院にも情報として伝わっており、初日に栄養士さんが来室され、「これだったらお豆腐中心のメニューになりますが」と言われたので、それで結構ですとお願いしたら、本当に護摩豆腐など豆腐がメインとなったものばかりだった。
その時の入院では嚥下障害があったところから、食事が可能になるまで大変だったが、今回の入院でその時の容態を話したら、今の様子が信じられないと言われた。