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始まった提起  NO 3372

「病院船」や「火葬船」について提起したら、予想以上の反響があったので驚いている。戦時中は負傷兵の輸送に「赤十字」マーク入りの船も存在していたが、偽装船と誤解されたことから潜水艦の攻撃を受けたという歴史もあるそうだ。

 様々な医療器具や検査システムを完備し、多くの病室のある大型船を建造することは大切なことだし、大きな津波の影響を受けないように瀬戸内海や東京湾に常駐するような発想が必要である。

 大被害を受けた港に入港し、接岸が不可能でも小型船で搬送されることは可能だし、予め乗船する医師や看護師さんを登録しておく態勢も整えておくことも重要で、すぐにでも取り組むべき問題だと訴えたい。

 一方の「火葬船」は自治体が火葬場を新設することに対して反対が多く、あちこちで滞っている現実もあり、必要なところへ移動可能な発想が求められている筈。10キロ沖で火葬となれば誰も抵抗ないだろうし、悲しみの遺族や親戚の皆さんも乗船可能とすれば歓迎されるだろう。

 高齢社会の到来で火葬施設の不足が問題になっているし、近い将来のことを考えても不可欠なテーマで、そんな提案を訴える「日本トータライフ協会」の存在が注目されている。

 悲しい葬儀を体験したプロ達が、そんな事件や事故が起きて欲しくないと願って「命の教育」や「あの世の教育」を重視していることが話題を呼んでいるが、「飲酒運転撲滅」や「いじめ問題の撲滅」を葬儀の専門家達が真剣に考えているので賛同のお声が多い。

 今日のニュースで愛知県の警察署長がゴルフ場でビールを飲んで車を運転して更迭されていたが、元は交通を取り締まる交通機動隊の隊長だった事実もあり、「甘かった」で済む問題ではないだろう。

 福知山で起きた露店の爆発事故で3人の方が亡くなられたニュースもあった。そんな気の毒な犠牲者の悲しいお通夜と葬儀が行われるだろうが、「ご家族」が突然に「ご遺族」と呼ばれるようになった出来事に、参列される方々のやるせないご心情を慮る。

 何事にも「もしも」という最悪の想定を考えるのが「責任」ということだが、最近の社会ではそのことが希薄しているように思えてならないので気に掛かるし、ブログで炎上している不適切な投稿問題もそんな一端とも言えるだろう。

 最近にお話しさせていただいた宗教者の方が、「命の教育」や「あの世の教育」に関して本来は宗教者がやらなければならない問題だと仰っていたが、今後はそんな方々との交流も重要だと考えているし、政党を超越して賛同いただける政治家がどれほど存在するかも興味を抱いており、賛同とか応援するというお考えがあれば、是非「協会」のHPからメール送信いただければ幸甚である。

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