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出立までに  NO 3393

 深いご仏縁に結ばれる人物が来社。西館で待ち合わせをしていたが、今日のお葬式が終わったらお通夜の準備が行われていたので、隣接するコインパーキングに駐車して貰って喫茶店に行くことに。

 彼が訪れていたという北海道の土産話に耳を傾けながら、有意義な時間を過ごすことになったが、別れ際に「身体に気を付けて長生きしてくださいよ」と言われた。

 西館の前で立っていると多くの知人に会うことに。近所の奥さんが「入院していたそうね」と言われ、東京オリンピックまでお互いに元気でとの話題になったが、彼女は今年で80歳になるそうだが、はるかに若く見えお元気なので驚いた。

 このコラムの他に「独り言」と「幸せ列車」のコラムを日々に更新しているが、週に一本のコラムを発信することになった。弊社が加盟する「日本トータライフ協会」の事務局からの命で始めたものだが、知られる「まぐまぐ」なので有料となってしまい、月間購読料「735円」なのでそれ相応の内容を書かなければと重い責務を感じている。

 ご笑覧くださる方があれば下記のアドレスからどうぞ。

  http://www.mag2.com/m/0001613900.html

 高級葬儀の「独り言」は近い将来に閉鎖することになるが、2002年3月から始めたので愛着があり一抹の寂しさを感じている。当時にブログと言うものなかったし、この「独り言」からご仏縁に結ばれた方々も多く心から手を合わせている。

 返信、書き込み、コメントの出来ない一方通行型で書いた11年と少しだが、この間に大病を患って入院中の病室から発進したものも少なくない。敢えてリハビリのスケジュールをしたためたのは、自身が退院してからその日を振り返る記録として残したもの。

 これまでに何度も書いた「書く」ことは恥を「掻く」ことと思い、駄文の列記を続けて来た歴史。この間に孫が3人に増え、将来に「変な爺さん」の書いていたものを少しでも読んでくれたらとの思いも託している。

 予想もしなかった大病で入院した際には止めようとも思ったが、頭と指のリハビリと考えて再挑戦した。複視になってしまったことから誤字や脱字も多いし、指先の問題から隣のボタンを押してしまうことが大変で、健常時代からすると倍の時間を要するようになったが、「生かされていること」「歩けること」「食事が出来ること」「銭湯に行けること」「自分で着替えが可能なこと」「タオルが絞れること」など、当たり前のことし幸せを感じる日々ともなった。

「見たい」「行きたい」「食べたい」「会いたい」などの「たい」という欲望は、この世に「生」を想う心の重要な糧であり、全ての欲望がなくなったら「あの世」へ「逝きたい」「往きたい」となり、「生きたい」とは別世界となってしまう。今のところはまだ欲望があるのでこの世への未練が残っているよう。前述の週一メルマガでは表で書けないことも書いて行こうと考えている。

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