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頼りない話  NO 3469

旅は土産物の選択が大変である。交友が広いと土産物の数量が増えるし、プレゼントする相手のことを考えて品物を選ぶのだから大変。考え過ぎると疲弊することになってしまう。

社員には北海道ラーメンを送っておいたが、そんな中で互いが買っただろうと勝手な思い込みをしてしまっていたことが発覚。宿泊していたホテルの売店に電話を入れてお願いしたら、代引き扱いは対応出来ないと言われて困り、妻が総支配人さんの名前を伝えて対応を願ったら、電話があって対応してくれることになって安堵した。

送金したり振り込んでからとなると数日遅れとなってしまい、それだけ手渡すのが遅くなってしまうと心配していたが、これで何とか解決出来たのでホッとした。

直接宅配で送った人達や孫達には届いたようだが、友人達への物が手違いとなったのだから頼りない話。互いが購入したと思い込んでしまっていたのだから笑い話である。

さて、小笠原諸島で火山の噴火によって新しい島が出現しているニュースがあった。自然環境の保全に取り組んでいる地域として知られるが、ある資料で連なる島に命名された名前に驚くことになった。

「父島」と「母島」は知られているが、前者の周囲に「兄島」「弟島」「婿(むこ)島」があり、後者には「妹島」や「姉島」があるし「媒(なこうど)島」というのもあるのでびっくりである。

これは江戸時代の役人が島の並ぶのを知って家族のようだと命名したという説があるが、こんな名前の島があることを初めて知った。

因みに長崎県の五島列島の中央にある「奈留島」には「舅ヶ浜」という美しい海水浴場が存在している。

数日間留守にしていたら、様々な郵便物が届いており、書留や外国からの郵便物が不在で持ち帰ったという書類が投函されていた。郵便局に電話を掛けて届けて貰ったら、手紙はブラジルからで、日系の知人の娘さんが日本語を勉強されているそうで、全文平仮名で書かれていた。

彼女は大学生だが、近い将来に来日したいそう。もしもそうなったら歓迎したいものだが、果たして言葉が通じるのだろうかと心配している。

そうそう、過日に北海道に行った際、嬉しいことがあったので書いておこう。先月に元官房長官ご本人からお電話を頂戴したことを書いたが、その秘書の方が千歳空港まで来て下さっており、名刺を交換したら「組織局長」という肩書になっていた。

予約してあった飛行機が欠航になってしまったところから到着が遅れ、ご一緒に食事をすることは出来なかったが、札幌に近い地域から来てくれていた仲間とも深いご仏縁があることを知り、世の中の不思議なえにしを再認識することになった。

毎日様々な電話が掛かって来る。今日はお二人の合同葬をどのように司会をするべきかという塾生からの質問があった。思うところをアドバイスしておいたが、問題なく担当してくれることを祈って手を合わせた。

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