フランスのニースで意図的なトラック暴走で多くの犠牲者が出たニュースがあった。社会は何時何処で誰が災難に遭遇するか分からない危険な時代となっており、前にも何度か書いたことのある「今日あることの幸運」を考えさせられる。
高校野球の名門として全国的に知られたPL学園の野球部が、今日の敗戦で部の歴史を閉じた。昔のことを思い出す多くのファンが球場に応援に行ったみたいだが、多くのプロ野球選手を生んだことがあるだけに残念である。
毎年8月1日にはPL教団のある富田林市で盛大な花火大会が開催されるが、知人や友人の家が花火見物には最高の特等席で何度か誘われたことがあるが、車の渋滞のことや近鉄線の混雑のことを考えて一度も行くことはなかった。
昔は自宅の屋根の上の物干しに上がれば花火が見えたことを記憶しているが、マンションなどの高層住宅の建設が増え、年々見えなくなってしまったが、風向きによっては音だけ聞こえて来ることもある。
さて、テレビのCMみたいな大手税理士事務所の特集を放送していた。会計を担当するだけではなく業界の調査などに基く情報把握からアドバイスを行い、業績を大きく伸ばした会社の紹介もされていた。
資格を要するプロの世界でも様々な発想が重要みたいで、社会環境の変化を感じているが、税理士も帳簿や税務だけを担当するだけではなく、経営者としての人のあり方などの教育指導も重要であろう。
今、ゴルフの英国オープンが行われているが、この中継を観ると思い出す人物がいる。それは昔に交流のあった税理士の先生だが、イギリスに留学していた歴史があり、晩年にフランス語の勉強もされていたので驚きだが、英国の本物のゴルフを学んでおられたので奥深いゴルフの世界を教えていたただいた。
「ゴルフを始めるならシングルになることを目指しなさい。技術という前にコースの設計がバックティーからのラウンドにあるからで、シングルにならなければ本当のコースに挑戦出来ないということになる」と教えられたことが幸いしてそんなハンデを取得できるようになったので感謝をしている。
先生はご自分の母校の関係のあるゴルフ場のエチケット委員会の委員長をされており、ルールやマナーについて教えていただいたことも忘れられない。その先生のコースでラウンドしていた時のこと。当時のドロップは肩の後方から足元へ落とすルールになっていたが、そのルールに則って落としたら、「やり直しです」と言われてキョトンとしていると、「ズボンの裾にボールが触れたから」と指摘された。
その先生には囲碁も教えていただいたし、憲法30条「国民の納税の義務」についても教えられ、「税金を納められる経営者になりなさい」と言われた言葉が印象に残っている。