今朝の毎日新聞の朝刊のコラムに。2010年の週刊プレイボーイの中吊広告の見出しに興味を抱き、入手して読んだら「総理になって欲しい人」の3位が菅直人氏、2位が鳩山由紀夫氏。第1位が舛添要一氏になっていたそうなので時代の流れを感じてしまう。
執筆者は銭湯で引っ張ることよりも「しんがり」を務める政治手法も重要で偉大な経営者であった松下幸之助さんの実績も例に挙げていた。
もう一つ例に挙げていたのが俳優の高倉健さん演じる人物の「後ろ姿」で、私が持論としている「日本の文化の礼節と謙虚さは後ろ姿にある」という言葉が被さって仕方なかった。
猛暑の中繰り広げられている都知事選だが。果たして後ろ姿を美しく見せてくれるのは誰だろうか。後ろ足で砂を掻けたまま都庁を去った前都知事の二の舞だけはご免被りたい思いである。
大阪府内の自治体首長の維新の躍進が続いている。振り返れば芸能人の世界を引退した「島田紳助氏」の功績とも言えるかもしれない。橋下氏が知事に当選した際のインタビューで「私がこうして知事になったのは全て紳助さんのお蔭ですから」と言われていたことを思い出す。
朝から大規模病院に行った。前回の支払い時に今回の予約を入れてはいるが、外来の患者さんが多いので診察も支払いも時間が掛かる。高齢者には余計に体調を崩すこともあるだろう。
友人や知人にガンを患って苦しんでいる人達が多い。それですでに奥さんやご主人に先立たれた人達も少なくなく、会うといつも生前の思い出話になってしまう。
生前の思い出話は「悲しみを癒す薬」の役目もある」という言葉があるが、何度か伺っている内に壮絶な闘病生活をされていた時の実態を知ることもあり、こんな疾病にならないように気を付けたい。
病室の天井に日々の生活を過ごしていた自宅の就寝する部屋の天井のイメージが出て来るそうで、天井板の木目まで表れることがあると聞いてびっくりした。
これまでに12回の入院体験のある私だが、いつも奇跡的に退院することが出来たので今日がある訳で、病気と寿命が異なることだけは実感している。