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健康ですか?  NO 3596

医療の進化は著しい。IPS細胞が実用化されるようになったら画期的に変革することになるだろうが、自身の身体のことを常々から理解しておき、定期的に採血して検査をすることも重要である。

私が初めて頭部のMRI検査を受けたのは40代の時だったが、数日後にその体験談を友人に話したら、彼は「僕も受けてみる」と言い出して私がお世話になっていた医院へ「頭痛がするのでMRI検査を」と頼んで紹介して貰ったのだが、その結果で「隠れ脳梗塞」的な個所が3か所あることが判明し、その日から血液サラサラになる薬を服用して現在に至っている。

彼は自身の身体について神経を遣っている。採血検査も頻繁に受けているし、服用する薬に影響がある食品とされる「グレープフルーツ」「ほうれんそう」「納豆」を避けている。

私の病歴を遡ってみると自身でおかしいと感じて医院で受けた超音波検査で発見に至った「腹部動脈瘤」が印象に残っているが、「大阪市内から離れたら最悪の場合」なんて恐ろしいことを指導され、覚悟を決めて1年後に手術を受けたが、その時に担当医師から説明を受けていた手術時に血管を止めることによって血管内の不純物が剥がれて流れ出す危険性があり、心臓近辺で詰まれば心筋梗塞、頭部で詰まれば脳梗塞になると指摘されたが、それから3年後の2009年の冬に脳梗塞を患ってしまった。

就寝している中で気分が悪くなって目が覚めた時には様々な異変を感じたので自分で「脳梗塞」だと覚悟したことをはっきりと覚えている。

医学に関する情報誌で「脳出血は血圧が下がり、脳梗塞の場合は詰まった部分を流そうと血圧が高くなる」と書いてあったことを思い出し、枕元に置いてあった簡易血圧計で計測したら衝撃的な高い数値だったので脳梗塞だと判断する結論でもあった。

依頼した救急車は3分ぐらいでやって来てくれたが、受け入れ先の病院が見つからず車内で30分以上過ごした時は終焉の時の訪れを覚悟したものである。

振り返れば、もしもこのロスタイムがなければあまり後遺症も出なかったと思えるが、杖を手に歩けることに幸運だったと手を合わせている。

そんな私を見舞いに来てくれた友人が「仏さんの仕事をしているから助かったかもしれないよ」と言ったが、それだったらこんな病気にならなかった筈だと抵抗感を抱いていた。

過日のNHKの「ためしてガッテン」で腰痛に関するテーマに取り組み、就寝中に寝返りを何度もする人は腰痛にならないというびっくりすることが紹介されていたが、腰痛の持病のある私には参考になった内容であった。

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