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あの日、あの瞬間(とき)  NO 3392

 町を歩いていると黒い服を召された方々と出会う。その中に顔馴染みの女性がおられ、「今、あなたの会社の式場に行って来たのよ」と言われた。

 最近、目の調子が悪いので擦れ違う方々が何方か分からず、失礼をしてしまうことが多くて困っている。声を掛けられて会話をすれば問題解決となるが、そのままだったら誤解を招く恐れもあるので大変だ。

 7年後に東京でオリンピックが開催されることになったが、昔の東京開催の際の国立競技場で音響に関して秘話があるので紹介を。

 広い会場でマイクを使うと大変な問題があることを知るが、それらは昔の甲子園球場でも同じ。スピーカーから流れる音声が「こだま」みたいな反響になってしまうので、間を考えて喋る必要があり、挨拶される方には大変な苦労を強いる事実がある訳だ。

 オリンピックの際には昭和天皇のご挨拶もあり、その対応に苦慮したのがNHKとも言われ、その時にテスト研究された技術がその後に画期的な進化を結ぶことになった。

 どんな世界にも追究、研究という進展があり、医学でも山中教授がノーベル賞受賞につながった「IPS細胞」という夢のような発見もあったが、余命を長くありたいという欲望の背景に「世の中の進化」の確認が興味深く存在し、薬品の進化や医療技術の進展なども次々に生まれている事実もある。

 7年後のオリンピックを「この世」で目撃することが可能かどうかは不明だが、「たい」という欲望の思いが誰もの「生」を刺激するのは確かである。

 オリンピック競技の中に「ゴルフ」が増えたが、この時間帯にプレゼンテーションが行われている野球やソフトボールがどうなるかは不明のようだ。過去にも書いたことがあるが、サッカーの人気が高い英国では野球に対して強い抵抗感があるそうで、「盗塁」というルールが紳士の国ではマッチしないらしく、それなら「フェイント」はどうなるのと聞きたくなる。

 スカッシュ、レスリング、野球とソフトボールの中から一枠しか入らいないそうで、ニュースではレスリングが優勢のようだった。

 テレビではオリンピックの話題に関する番組が多い。友人の奥さんが楽しみにしていた韓流ドラマが延期されたようで嘆いていると想像する。

 東京開催が東日本大震災の被災者や復興に大きなプラスになることを願って手を合わす。