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アンパンマン?  NO 3264

 朝から目の検診で大きな病院に行った。9時前には待合室はいっぱいの状態。うとうとしている時に名前を呼ばれて検査室へ入った。

 視力を計測する電光板の前にスタンドがセッティングされ、その上にアンパンマンのぬいぐるみが置かれた。「アンパンマンの鼻の部分を見つめていてください」と看護師さん。黒っぽい板を左右の目の前で遮るような仕種を繰り返し、物差しのようなレンズが並んだ器具で目の動きをチェックされた。

 数日前、神戸のハーバーランドが大きく生まれ変わりアンパンマン・ミュージアムもオープンしたニュースがあったが、初孫を連れて高知県の土佐山田市にあるアンパンマン・ミュージアムに行ったのは10年以上も前のこと。その時のことを思い浮かべながら検査を受けていた。

 続いて別室にある検査室へ。緑色の矢印の出るペンライトを持たされ、検査板に光る赤い点に合わせる検査だが、目の動きによる乱視の影響が把握出来るというものだった。

 それらを終えると再び待合室で待たされることになったが、大規模病院で待たされるのは常識。過去に午前11時に紹介状を受付に提出、名前を呼ばれたのは午後5時過ぎという体験もあったので、待たされることは当たり前の覚悟が必要である。

 やがて名前が呼ばれて担当医師の診察。結論として眼鏡で対応することになり、改めて処方のための検査を要するそうで、また予約の日を決めて今日の診察を終わった。

 目が不自由というのは本当に鬱陶しい。まあ大病を患って奇跡的に生還させていただいたのだから感謝するべきと考え、背負ったハンディキャップを受け容れながら生かされていることに合掌しよう。

 本館で行われていたお葬式に妻が参列したそうだが、会葬者がいっぱいだったので驚いていた。私は病院の検診予約日だったので、西館で行われていた知人のご伴侶の葬儀にも行けずに申し訳ない思い。

今晩は遠方のお寺様の会館でお通夜が行われているが、ミスがないよう、問題がないよう、そして事故のないよう安全運転を願って手を合わせている。