気象庁のHPで台風情報を確認したら「猛烈な」という形容詞で最大瞬間風速「85メートル」とあったので衝撃だった。過日の26号をはるかに上回る勢力にぞっとしながら、逸れてくれること祈って手を合わせた。
今日は小雨模様だったが、式場内で行われた葬儀だったので参列された方々が濡れる心配はなかった。
昔、ある地域の会館でお通夜を担当していたら、お寺様がご法話を終えられて退出されると同時に、ご親戚の方が司会席に来られ、「ここは人の最後を送る場所ではないな」と仰られたことが印象に残っている。
その地域の会館を選択されたのはご遺族で、ご当家のすぐ近くという立地から決定されたのだが、前の幹線道路は交通量が多く、雨で路面が濡れていたところから騒音が酷く、そんなお言葉が出た訳であった。
葬儀社の宣伝コピーに面白いものがあった。「当社は式場を有していません。それは借入金がないので、その分の提供価格を抑えられることになります」というものだが、暑い、寒い、風雨、騒音という環境については全く触れておらず、ご覧になったお客様がどのように思われるのだろうかと疑問を抱いた。
また、別の同業者の宣伝コピーにはびっくりする文言があった。「弊社は社員を雇用していませんので人件費が不要で、その分低価格となっています」とあったのだが、参列される方々へのサービスも一切しないことを売り物にする発想にびっくりしながら、自分が遺族側で考えたら絶対に選択しない葬儀社と思った。
弊社には大勢のスタッフが存在するが、ホテルマン以上の資質が求められる仕事だと教え、ホスピタリティについては厳しい指導を行って来た歴史がある。
弊社のHPを開いてくださる方々が多いので驚いているが、この「会長のコラム」や高級葬儀の「独り言」のコラム、そして「幸せ列車」のコラムに併せて「まぐまぐ」ブログの発信をしたこともあり、様々なワード検索でトップページに出て来るようになっている。
「会長のコラム」「大阪 コラム」「コラム 独り言」「独り言 大阪」「葬儀 コラム」「葬祭 コラム」「葬式 コラム」など、グーグルでは全てがトップに出ているそうなので驚いている。