食材に関して問題が表面化、謝罪会見をしていた阪急阪神ホテルズグループについて、「半信半疑グループ」と揶揄するマスメディアもあったが、抗議の電話が殺到しているというニュースもあった。
全国各地に名門ホテルと称されているところもあるホテルグループだが、今回の問題は簡単に収束するとは思えず、終息への道は想像以上に大変だと考えられる。
利用された方々へは返金という対応も発表されたが、それは余計に混乱を来すことになるのは誰でも予測可能なこと。それだったら社会奉仕につながる寄付金でも発想対応するべきだったと思ってしまう。
各ホテルの予約電話が繋がらないほど混乱していると報じるメディアもあったが、起きた事件も酷いが、その対応にホテルらしさが欠如する最悪のシナリオを選択したようで、そのプロデュースの拙さに「宝塚」の世界はどうしたの?と伝えたくなった。
予約されていた食事をキャンセルする人も出たそうだが、偽装という文字は想像以上にホテルのブランドに大きなイメージダウンとなったようである。
ホテル空間は「人」を幸せにするホスピタリティが不可欠。過去に何度も書いたが、ホテルの語源はラテン語の「ホスピターレ」で、最近に話題となった「お・も・て・な・し」の最たる世界。それが「表なし」で「裏話」の表面化となっては笑えない話である。
今日は「独り言」で書いたが、財布を拾って警察に届けて自宅に戻ったら、過日に秘書の方に陳情の手紙を書いていたことに関し、「元官房長官」直々の電話を頂戴して恐縮した。
しばらくお話をさせていただいたが、優しいイメージのある口調が伝わり、テレビのニュース映像で目にして耳に入った人物像そのまま。余りにも突然で久し振りに固まった私だった。
弊社が加盟している日本トータライフ協会の活動は絶対に間違っていないと確信している。メンバーそれぞれが悲しいお通夜や葬儀を体験し、「飲酒運転撲滅」や事故や事件の被害者を出さないために「命の教育」と「あの世の教育」を提唱し、災害の備えて「病院船」や「火葬船」の建造を訴えている。
アメリカが世界の警察というような行動をして戦争に突入した歴史があるが、我が国は「世界の救急車」みたいな外交を目指すべき。それなら「病院船」は間違いなく歓迎される筈。憲法改正や防衛問題に触れる前に、そんな実践の姿を見せるべきと伝えたいのである。