気仙沼の地でずっと気掛かりのなっていた人物と再会したが、大震災時の想像を絶する津波の話を聞いてよくぞ助かったものだと衝撃を受けた。
ご夫婦とも奇跡で助かったように思えるし、大地震と津波の恐ろしさを改めて考えさせられた。
ドラゴンレールと称される大船渡線を往復して一ノ関駅へ戻って来たが、連絡している「やまびこ」とは6分の余裕しかなく、杖を手にする状況では万が一を考慮して1本後の「やまびこ」を利用することにした。
気仙沼駅のみどりの窓口で「ジパング倶楽部」の会員手帳を提示、中のページにある購入カードに列車名を書き込んで発見して貰ったが、担当駅員さんの画面の手捌きが半端じゃないほど速い。あっという間に天王寺までの切符を打ち出してくれたと思ったら、サインしたクレジットカードの金額訂正があるからとやり直してくれた。
「ジパング倶楽部」はもう4回目になるので3割引きになるが、新大阪から天王寺までの「はるか」の乗り継ぎ特急券をそのまま3割引き扱いにしてしまったそうで、乗り継ぎなら半額になるということに気付かれたからだった。
一ノ関駅で1時間を過ごして「やまびこ」に乗車、仙台で「はやて」に乗り換えて東京駅に。そこから「ひかり」で新大阪。そして「はるか」の最終となる列車で天王寺まで来たが、この乗り継ぎ料金は「310円」なのでお勧めである。
東京駅で「はやて」を降りる際、隣りのグランクラスから「まいうー」で知られるタレントさんと妻が会ったそうである。
話の種にグランクラスを利用したかったが、ジパング倶楽部の適用外になっており、特急料金とグランクラス料金が必要となるので、3割引きとなるグリーン車を選択した。
「ジパング倶楽部」の3割引きという特典は大きい。乗車券、特急券、グリーン料金それぞれが3割引きになるのだから普通車の正規料金でグリーン車が利用出来ることになる。
「のぞみ」は利用不可となっているが、「ひかり」でも18分遅くなるだけである。急ぎ旅でなければ「ひかり」で十分だと言えるだろう。
入会金の年会費が「6120円」だったが、前にも書いたが東京と大阪を一往復すればはるかに得をするのだから利用をお勧め申し上げる。
気仙沼から大阪までの距離だが、1060キロを超えていたのでびっくりだった。