記事一覧

ギャップ  NO 3519

今日の昼過ぎ、関東地方の大きな地震が起きていた。交通機関の運休や高速道路の通行止めも出ていたようで、夕方に関東に在住する孫達が心配になって電話を入れた。

それぞれが学校にいた時間で、今年の春に入学した小学校では給食の時間だったようで、大きな揺れに机の下に潜ったと言っていた。

夜のニュースで気象庁の会見を目にしたが、発表する人物の前に多くのマイクが並んでいる。いつも感じることだが、ハウリング状態に聞こえるので聞き苦しいことに対処出来ないのかと思ってしまう。

放送中の音響で酷かったのは過日の女子プロゴルフの中継だった。ラウンドリポーターのマイクの低音が強過ぎて聞き取れない状態。放送局の音声担当がこんなに酷いのは久し振りに体験した。

さて、今日は朝から医院で採血をした。終わってから前々号で紹介した「タオ指圧」の施術を受けに京都へ向かったが、JR大阪環状線から京阪電車に乗り換える京橋駅でいつも気になっていることがある。

それは献血の移動バスを停めて献血を呼び掛けている人物の言葉だが、避難訓練みたいな音響システムは別として言葉遣いがどうにかならないかといつも気になっている。

「皆さんのね、ご協力をね、いただいてね」というように「ね」のオンパレードが続くからだが、どうして「皆さんのご協力をいただいて」とスムーズにアナウンス出来ないのかと歯がゆくなってしまう。

少し前に「献血」という文字を掲げた人物も立っているが、誰も指摘しないのだろうかと残念に思ってしまう。

この広場は不思議なところだ。そんな献血の呼び掛けアナウンスが行われている時に、路上ミュージシャンが本格的な音響システムで歌うこともあるし、JR側から旅行の宣伝案内が流れていることもある。また、定期的に流れる広場への呼び掛けアナウンスも流れるのだからややこしい。

雑踏という言葉があるが、何とかうまく整理出来ないのかと疑問を感じながら通っている。

京阪特急で京都に向かうと、枚方市に続いて樟葉に停車するが、「樟」という文字は「楠」の意味もあるそうで、「樟脳」という薬品にも用いられている。

駅の横を国道1号線が通っている。それは淀川の堤防となっているが、その河川敷にはパブリックのゴルフ場があり、昔は男子プロのトーナメントのシーズンを告げる大会だったように憶えているし、入江プロが驚異的なスコアを記録されたことも記憶している。

かつてのバブル時代にこのゴルフ場をエントリーするのは大変だった。電話予約がないところから現地先着のなっていたところから、学生アルバイトを頼んで深夜から並んでいたということを聞いたことがあるが、当時のゴルフ人気はどうなってしまったのだろうかと疑問を抱いている。

近所のある会社の社長さん達が兵庫県のゴルフに行かれ、その地のブドウ園で販売されている美味しいブドウを頂戴した。何かお返しをしなければと思ったので、京都に出掛けた際に錦市場に立ち寄って「めざし」を買って来たが、「ブドウ」と「めざし」のギャップに悩んだことを正直に書いておこう。