大型の台風が日本列島に接近、浜松付近に上陸後に速度をアップして駆け抜けて行った。
目立って多かったのが各自治体の避難勧告などのスピード対応。過去の教訓がそうさせているのだろうが、空振りになっても被害に遭うことよりもよいことである。
何事も最悪の想定をしておれば問題が防げることも多い。自然災害とは違うが、大変な病気の兆候に対する対処もそうありたいと思ってしまう。
次々に感じる体調の異変。それらを医師に訴えていたにも関わらず、「来月にMRI検査を」と進めていたら突然の発症。救急車で運び込まれたら手遅れだったというケースも起きている。
突然に命を失う疾患は「心臓」と「頭」と言われるが、何か兆候を感じたらすぐに行動を始めることが重要で、それで大事にならなかった人もいっぱいいる事実もあるのだから気を付けたい。
最近のテレビで目立って多いのがサプリメントの宣伝と「旅番組」に「医療番組」である。著名な医師が登場して最新の医療技術の現実を解説してくれるものも多いが、全てに共通することは「早期発見」「早期治療」で、随分と悪くなってから診て貰うことのないようにしたいものだ。
今日の番組ではセカンド・オピニオンの名医がテーマになっていた。人は自分の身体に異変を感じると最悪と最前の両方を考えながら、いつの間にか症状を悪くしてしまうことが多いと言われ、こんなぐらいで何もなかったらと勝手な考え方が命取りになる危険性があることを知っておきたい。
これまでの人生にあって9回の入院体験があり、転院を含めると11カ所の病院のお世話になっている歴史があるので書いておくが、「ちょっとぐらい入院してゆっくりしたい」なんて思いは絶対に後悔されることになる。病室の白い天井を観ながら感じることは体験しなければ理解出来ないことだが、見舞いに行く側になる方が恵まれていることは言うまでもない。
痛い思いをして入院。そこで痛い針を入れられて採血や点滴をされる。味気のない病院食で退屈の日々を過ごし退院の日の請求金額にびっくりすることになるので心臓まで悪くなる危険性がある。
入院体験でましなことと言えばお世話になる看護師さん達との出会いがあるが、厳しくて怖い人もいるし男性が増えている事実も知っておきたい。