橋下市長が上京、維新の会代表として総理官邸で総理と会談したニュースがあった。憲法の改正について騒がしくなっているが、中学3年生の時の社会の先生が言った言葉を思い出す。
「次回の授業までに憲法96条を暗記するように」と命じられたのだが、厳しくて怖い先生だったので必死になって暗記。お蔭で今でもスラスラと出て来るのだから不思議である。
「君達のこれからの人生にあって、憲法を改正する問題が出るかもしれないが、その時にこの条文を思い出すようにしっかりと記憶しておきなさい」
次の授業では数人に条文を言えるかどうかを確認され、そんな言葉を添えられたが、まさか選挙の争点のテーマになるとは想像もしなかったことである。
石原前都知事の発言が過激的だが、周囲に困惑している人達も多いよう。果たして参議院選挙ではどんな結果になるのだろうかと「金科玉条」の言葉を思い浮かべている。
高級葬儀の「独り言」のページは、ヤフーやグーグルの様々な検索で信じられないほど
トップに出て来ていたので勿体ないという意見もあったが、ブログに変更も時代の流れ、まあこのページで心機一転して命ある内は「生かされた証し」として続けよう。
大嫌いな「新快速」を利用した。相変わらずぶっ飛ばしている。レール、車輪、台車の軋む音が悲鳴に聞こえ、乗車中は恐怖のひとときとなってしまう。
鉄道マニアの友人によると、列車の最高速度は法律によって定められているそうだが、それによると「新快速」は、豊橋と米原間は120キロ、米原と神戸間は130キロとなっており、大阪駅から西に向かうと恐ろしいスピードを体感することになる訳だ。
明石駅前の花壇に腰を下ろしてバスを待っていると、杖を手にしたお爺さんが並びに座られ、「あなたは私と同年ぐらいか?」と聞かれたが、その方が昭和元年生まれと知ってショックを受けた。戦後生まれなので21年も年の差があるのに、同年ぐらいと思われた自体がびっくり。ひょっとしてそんなに老けてしまったのかと考えさせられた。
この明石駅前の広場にはベルの時報があり、毎時に時を知らせてくれる。映画「卒業」には「ミセス・ロビンソン」「サウンド・オブ・サイレンス」と共に「サイモン」と「ガーファンクル」の作のもう一曲がある。「スカボロフェア」だが、この旋律をベルで流しており、結構遠くまで聞こえているようだ。
所用を終えて帰阪。着替えてお通夜に参列したが、導師を務められたお寺様が3代を送らせていただくご仏縁をお話しされ、余りにもお若いご往生について仏教では寿命でなく「定命」と呼んでいるというご法話があった。
メモリアル・ボードにお元気な頃のお写真があったが、奥様とお二人の娘さん達とご一緒のショットが涙を誘う。この4月から中学生になられたからだろうか、お友達の参列も多かったが、中には親が準備されたのだろうが、数珠を手にした生徒さんもいる。ご法話の中にお通夜や葬儀で貴重なことを学ぶというお言葉もあったが、まさにその通りだと考えたい。
4月を迎えて新人社員の入社もあり新人が玄関でお客様の案内を担当している。ちょっと意地悪な質問をしたらキョトンとしていたが、きっと変なオジサンと思ったかも、
今日の結びに「幸せ列車」のページのアドレスを。愚生の今日のコラムは昔に講師を担当した葬祭業者向けの講演から。ホテル葬の予見をしたら嘲笑されたという出来事だが、20年後にその予見が的中することになってしまった。なぜ予見に至ったのか、その裏付けとなった状況背景をしたためているのでご興味があればどうぞご笑覧を。