記事一覧

新しい年を迎えて  NO 3561

このページには昨年に大切なご家族を亡くされて喪中にあり、年賀をご遠慮されている方もあり、それらの表記はいたしませんのでご海容くださいませ。

朝を迎えない夜はない。春を迎えない冬はない。そんな言葉を思い浮かべながら北国の厳しい冬の季節に耐え偲ばれている方々が、いつか迎えられる春の訪れを願っています。

昨秋に友人が高速道路で居眠り運転から左路肩のガードレールに接触、その反動で追い越し車線に飛び出し、避け切れなかった乗用車が激突するという大事故となり、3時間も通行止めになっていたことを知った。

事故を起こした車の写真を見せてくれたが、左側面が何もない状態。これで右の上腕部に少し痛みを覚えただけというのだから信じられない話だが、「命を拾った。これからの人生は謙虚に過ごす」と語っていたが、まさに奇跡的なレベルなので驚かされた。

居眠り運転とは恐ろしいことだ。ハンドルを持ったまま眠ってしまうのだから大変である。「眠くなったらガムを」なんて言葉もあるが、様々な体験話を総合すると簡単な解決方法はなく、サーボスエリアに立ち寄って仮眠するのが最善のようである。

問題はサービスエリアに入って停車した時である。眼が冴えて眠れないことになり、もう大丈夫だと走り出すと5分も経たない内に同じ眠気に襲われるのだから始末が悪いのである。

専門家の意見によると冷たい水で顔を洗うことが早急の対策みたいだが、暖房環境の車内で10分も過ごせば睡魔が襲って来ることを理解し、経験社にしか分からないことだが、本当に気持ちよく眠ってしまうから恐ろしいのである。

高速道路のサービスエリア内にスーパー銭湯みたいな施設が登場しているところもあるし、東名の足柄や名神の多賀には宿泊施設もあるので利用することも考えるべきだろう。

高速道路と並行する国道や県道のどちらからでも立ち寄られる「道の駅」みたいな施設も登場しているし、実験的に行われていたサービスエリアからETCでそのまま高速道路から降りられるところも次々に増えているので行く前に情報を調べておきたいものだが、冬の山間部の走行は冬用タイヤやチェーンの携行は当たり前で、水や食料を積み込んでおくことも大切である。

1台の車がノーマルタイヤで動けなくなり、後方の車が数珠つなぎで渋滞してしまい、大雪から車内2日間を過ごされた人の体験話しがあったが、水と軽食を積んでいたので助かったと語られていたことが印象に残っている。

ここで雪国に人から教えて貰った知恵を紹介しておこう。それは積雪している時にコンビニやファミレスに立ち寄った時の対処だが、さて出発しようとノーマルタイヤが空転したらどうにもならず、発車する時はサイドブレーキを半分程度掛けておくというテクニックである。つまり「滑らないように転がす」という発想だが、ここに体験者の知恵があることを学びたい。