中国の中央銀行が、北朝鮮の貿易銀行との取引を中止したと発表。しかし、中国政府のスポークスマンはそれについて公式に触れていない。韓国の大統領が訪米している中での発言からか、何か一時的なパフォーマンスのようにも思えるが、何か朝鮮半島に大きな変化が生まれそうだ。
数年後に北陸新幹線が開通するが、長野新幹線が延長されるにあたって「長野北陸新幹線」になるのか「北陸新幹線」となって「長野」の名称が消えるのかで問題が生じているニュースがあった。
そんな中にある人物が「北陸新幹線」として「長野」を省くべきという意見があった。その理由は将来に開通する「リニア新幹線」の存在。長野県を通る路線から「ややこしくなる」と言うものだった。
新幹線の開通は移動時間の短縮になるが、一方にJR九州の観光列車「おれんじ食堂」のように「ゆっくり企画」も人気が高いし、今秋から運転される「ななつ星」がプラチナチケットになっているように、「ゆとりタイム」を売り物にする企画も注目され、JR西日本でも日本国内の世界遺産を訪ねる専用特別列車の製作に取り組んだという発表もあった。
JR東日本も特別列車を製作中だが、移動手段である交通機関が旅の重要な意味があるように考えられ、それらは中年層や団塊世代をターゲットにしているようだ。
数日前、北海道を走る特急列車「カムイ」が火災事故を起こしていたが、今年になってから函館と札幌を結ぶ特急「北斗」でも火災事故が発生していたし、2年前には特急「スーパーおおぞら」のトンネル内火災事故も起きていた。
北海道の特急列車は電車ではない気動車が多いが、JR各社の中で事故率が高いと発表されたJR北海道。そんな不名誉な冠を返還するような意識改革が重要のように思える。
講演などで様々な列車を利用した思い出もあるが、これからはゆったりとした旅を楽しみたいとも考え、JR西日本の谷村新司さんのCMポスターに興味を感じてしまう。
身近で手頃ということから近鉄特急「しまかぜ」を選択してみたが、ずっと満席状態が続き難しい。水曜日定休の友人もチケット入手を行動したそうだが、「しまかぜ」が毎週水曜日は運休になっていたので立腹していた。
今秋は伊勢神宮の「式年遷宮」で大変なようだが、近鉄が発想した観光列車は大当たりだったよう。いつかチケット入手が出来るだろうと思いながら、その日が訪れることを楽しみに期待している。